アレルギー性鼻炎とは
アレルゲンが鼻の粘膜から侵入し免疫反応が起こることで、鼻汁や鼻詰まり、くしゃみなどの症状が起こります。
通年性(1年を通して症状が出る)と季節性(特定の季節に症状が出る)があります。
通年性の原因としては、ダニやハウスダストがあります。季節性は、スギやヒノキ、ブタクサなどの花粉が多いです。
血液検査で原因抗原(アレルゲン)を特定することが治療に有用です。
治療には、アレルゲンの除去や回避、薬物治療(抗アレルギー薬)、アレルゲン免疫療法(減感作療法)、手術療法があります。
舌下免疫療法とは
アレルゲン免疫療法の一種で、原因抗原(アレルゲン)を投与することでアレルギー症状を緩和するまたは治癒させる可能性がある治療法です。
アレルギー性鼻炎は発症すると治癒率10%以下ですが、長期寛解が望めます。
現時点では、ダニとスギ花粉に対応しています。
錠剤を1日1回舌の下に投与することを3年から5年続ける必要があります。
開始してから3ヶ月ほどで効果が発現し、80%の方に寛解が見込まれます。より早期に、より軽症のうちに開始すると有効性が高いです。
推奨される方
- 抗アレルギー薬を内服すると眠くなる
- 抗アレルギー薬を内服しても効果が十分でない
- 妊娠や出産したい
- お子様(5歳以上)
- 春を快適に過ごしたい
治療のメリット
- 寛解や治癒が期待できる
- 抗アレルギー薬の量が減らせる可能性がある
- 治療をやめた後も効果が持続する可能性がある
- 他のアレルゲンによるアレルギー疾患を予防する可能性がある
- 喘息の発症を抑制する可能性がある
副作用
- 口の中の痒みや唇のむくみ
- 蕁麻疹や発疹
- 腹痛や吐き気
- 喘息発作
